「介護事故」「弁護士」「損害賠償」などでネット検索すると、なかなか被害者(利用者)側の立場で相談できる法律事務所がヒットしません。もし介護事故の損害賠償の件で困っている利用者さんやご家族がこのページに到達できたなら、既に課題解決の見通しがたったと言っても過言ではありません。
相談者である被害者(利用者)と加害者(老人ホームなどの介護サービス提供者)との紛争解決の着地点を話し合いでの合意で、と目標設定するならば、相談者の居住地が日本全国どこであっても物理的な距離はあまり障害になりません。甲斐みなみ先生の事務所は大阪ですが、東京の私とは、数回のネット会議(Zoomによる法律相談)とメールのやりとりを通じてご支援いただくことで、介護事故案件を収束させることができました。
以下簡単に本件の内容です:
[介護事故概要]
介護施設に入居中の私の母(要介護4)は歩行困難なため、ケアプランでは移動は「車椅子使用」となっていました。ところが施設職員による「手引き歩行」が実施され、これが原因で転倒し、大腿骨を骨折。救急搬送先病院で接合手術を行いそのまま入院となりました。約2ヵ月半のリハビリを経て退院し、元の介護施設にもどりました。
[甲斐みなみ先生への相談に至る経緯]
転倒事故後、一向に施設から損害賠償の話しがなく、こちらから問い合わせたところ、施設に損害賠償に関わる知識をもった職員がいないことが判明。当方も具体的な交渉の進め方が分からなかったので、熱血弁護士として有名な甲斐みなみ先生に相談することとしました。
[Zoom法律相談と示談交渉結果]
法律相談はネット会議(Zoom)でおこないました。回を重ねる毎に一般的な法律相談の枠をはみ出し、具体的、的確な示談交渉戦術の指南でした。施設側との毎回の交渉は自身で臨みました。甲斐みなみ先生とは都度事前にZoom戦略会議を開催し、必要な準備をしました。交渉は終始こちらのペースで進めることができ、話しをまとめることができました。当方の主張がいちいち尤もなので、先方にも十分納得してもらった上での合意となりました。
(東京都 T・A様)